外貨建生命保険 契約したから言えるぶっちゃけ〇〇です
契約してそろそろ2年目の更新の筆者です。
結論まとめ
ぶっちゃけ、余剰資金が十分にある人が、さらに一定期間後に確実に積み立てた現金を作ることができる仕組み、生命保険もついててラッキーくらいに思うもの。決して増えないし、増やすこと目的なら全世界株式インデックスでも買っとけです(○○の部分が長い
言いたいことはこれだけなのだが、一応私が契約している外貨建て生命保険10年満期※の、なぜ契約したかの理由、メリットデメリットを並べておく。
※外貨建て(ドル建て)生命保険
1年に数十万ちかくを振り込みつづけて10年経過であがり。13年後に元本100%で払い戻しできる保険。途中で死んだら2000万の保険金が妻に支払われる設定。
契約した目的
- 円で多くのキャッシュを持つことの危険性、資産の分散
- 住宅ローン控除が終わる13年後にすぐ解約して返済に当てること
- 夫婦でローンを組んでるので互いに死んだ時の保険を掛け合うこと
メリット
- 一定期間経過で現金化が可能
返戻率100%になる期間が来たらすぐに解約して、得られた現金をローン返済に当てる。投資の場合、少しでも損したくないという理由から、タイミングを図ると思うが、そんなこと考えずにすぐ返済に当てられる。
- 死んだら残された家族への資産を作れる、ペアローンも返せる
掛け捨ての生命保険でも同じなので、死亡保険としては貯蓄型にする必要はない
- 一定期間が経てばほぼ返戻率100%
途中解約は損するが、一定期間経過でほぼ100%返ってくる(為替リスクあり)
デメリット
- 手数料高い
たぶん最初に払った時点で手数料が多額に取られていて、保険会社側はメリットを享受している。途中解約されても儲けになるように。
- 資産運用にはならない
資産は増えない。継続できたら納めたものと同じ額が返ってくるだけ。
- 途中解約は損失
損失。
まとめ
万人にはおすすめできないし、過去に戻れるならもう少し考えろよと自分に言うかもしれない。しかし、余剰資金はそれなりにあるので、13年間ロックされる現金ポジションと考えて、投資額との比率を考えていく予定。
あとがき
私は投資系動画もよく見る。確かにこの手の保険に資産を回すならインデックス投資でもしとけって話だが…お金に働いてもらって資産を増やす資産運用の観点では、この保険を始めた人はもう負けてて、解約すると大負け確定。株式市場が13年後に回復しているのが分かっているなら解約するが、今の情勢だと分からない。今までもこれからも未来は分からない。そんな人が、円ではなく外貨で現金を積み立てるのに使うのがこれ、たまたま生命保険もついててラッキーくらい。現金ポジションと言い聞かせれば、他の意見に振り回されなくて済む。(某学長の動画は大好きで、アンチではないのであしからず)